説明
紹介
独占欲も、結婚願望もなかったのに、なんで――?
女同士の不倫に耽る友達、凡庸な不倫にはまった私。
現代台湾から届いた、愛の矛盾に食らいつく複雑恋愛小説!
「恋以外にするべきことがたくさんある。でも、『私』を粉々にする引力がここにある」
高瀬隼子さん激震
フェミニストを自認し、作家を目指す「私」がうっかり迷い込んだのは、
落ち目の映画監督とのありきたりな不倫。
夫がいる友達は女性上司と肉体関係をもち、心を病む父とクセの強い母は相変わらず。
「そう、結婚なんかしてる僕は、万死に値する。」
婚姻にまつわる不条理、湧き上がる怒りと孤独……
すべてを振り切り、ある行動を起こしたとき、思いがけず手にした〝新たな景色〟とは?
著者プロフィール
許俐葳 (著)
(シュー・リーウェイ/Hsu Li Wei)
1984年生まれ。東華大学大学院創作・英語文学研究科卒業。現在は文芸誌『聯合文學』副編集長。本作が初邦訳の小説作品で、2024年に台北国際ブックフェア大賞小説部門ならびにTCCF(台湾クリエイティブ・コンテンツ・フェスタ)にノミネートされ、英語版の刊行も決まっている。その他の著書に小説『少女核』、エッセイ『百分之九十八的平庸少女』、映画脚本『相愛的七種設計(台北セブンラブ)』『自畫像』などがある。
中村加代子 (訳)
(なかむら・かよこ)
1980年生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。ライター、翻訳者。台湾の本に関する情報を日本に発信するユニット「太台本屋 tai-tai books」の一員。「不忍ブックストリート」実行委員。訳書にハリー・チェン『台湾レトロ氷菓店』、陳柔縉『台湾博覧会1935 スタンプコレクション』、ジル・チャン『「謙虚な人」の作戦帳』、劉旭恭『みてごらん、こんなめちゃくちゃにして!』などがある。朱和之『南光』で第11回日本翻訳大賞ノミネート。




