説明
紹介
本屋以上の本屋があった――1973年、29歳の若者が大きな夢を胸に名古屋でオープンした小さな本屋〈メルヘンハウス〉。
名古屋の住宅街で生まれたこの日本で最初の「子どもの本専門店」の萌芽は、やがて全国へと広がっていきます。
惜しまれながらも2018年に45年間の幕を閉じましたが、その理念は現在も二代目店主をはじめ多くの人たちに受け継がれています。
店主・三輪哲の書き残した言葉と、関係者たちの寄稿で綴る〈メルヘンハウス〉の“これまで”と“これから”。
書店の未来、そして、子どもに本を届けるという営みについて考えさせる1冊。
※カバー画:高畠純
<目次>
第1章 小さなお客さんとの日々:三輪哲(メルヘンハウス初代)
第2章 子どもの本専門店の三人が語る「最初の二十年」:鼎談 三輪哲・増田喜昭(メリーゴーランド)・岩間建亜(クレヨンハウス)
第3章 メルヘンハウスとその時代:ほそえさちよ(編集者、ライター)
第4章 閉店・再開・これから:三輪丈太郎(メルヘンハウス2代目)
*付記:子どもの本専門店 年代記 ── 欧米の子どもの本専門店とメルヘンハウス以降の日本の子どもの本専門店の変遷を綴った章と年譜により、子どもの本の書店史がまとめられた初めての本。
著者プロフィール
三輪哲(みわ てつ)
1944年3月16日、台湾生まれ。南山大学経済学部経済学科卒業。
商社勤務を経て1970年に渡米。
子どもの本について学び、帰国後の1973年に〈メルヘンハウス〉をオープン。
2018年3月の閉店と2021年の再開を見届け、2023年6月26日、永眠。
(企画・原案)
三輪丈太郎(みわ じょうたろう)
1975年、名古屋生まれ。高校は埼玉県の自由の森学園へ、卒業後は沖縄大学に進学。東京にてミュージシャンとして活動したのち、2014年メルヘンハウスに入社。閉店を経て2021年にメルヘンハウスを再開。





