ゆっくり、落ち着いて読みたい本を出しているという点で右に出るもののない、みすず書房フェアを開催中です。常備の棚はいつもあるのですが、今回はそれに加えて。あと10日あまりです。お買い上げの方にみすず書房さんからプレゼントがあります。
【フェアからピックアップ】『猫に学ぶ いかに良く生きるか』ジョン・クレイ 鈴木晶訳
死の恐怖にとらわれ、それから逃れるために宗教を生み、哲学を構築し、物語の中に理想の一生を追い求め続ける(羽目に陥った)人間のそばで、超然と存在する猫。われわれ人間は猫から何を学びうるか。救いを求める人間にとって、これほど切実な本はないのではないか?訳者によれば、企業の経営者に代表されるような権力者が好むのは犬。猫を飼っている会社経営者にはあったことがないという。でも、経営者の端くれのワタクシは今すぐにでも家に帰って猫たちに会いたい。私は何を学びうるか・・・出てくる答えはいつも・・・なんでそんなにかわいいのかよ!?