堀江 敏幸『ロベール・クートラスをめぐる断章群』新潮社

¥5,500 (税込)

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説明

やはり自己の世界に沈潜すべきだったのだ。画家の歩みと試み、その断章群。フランス各地を転々とし、石工などを経てヒッチハイクでパリへ。一躍、油彩が注目され、画廊の専属になるが、方針の違いから契約を破棄。毎晩、縦十二センチ、横六センチのボール紙に「カルト」を描きつづけ、貧窮のなか急逝したロベール・クートラス。十年にわたって、その足跡と画業を丹念にたどり、紡がれた随想録。