【2025/8/22(金)】空犬の読書会@往来堂書店〈科学と文学の間に〉レイ・ブラッドベリ「万華鏡」

¥1,500 (税込)

在庫あり

説明

【会場】往来堂書店(東京都文京区千駄木2-47-11)
【日時】2025年8月22日(金) 19:00-20:30(開場18:30)
【参加費】1500円
【ナビゲーター】空犬太郎さん

【課題作品】レイ・ブラッドベリ「万華鏡」(創元SF文庫『ブラッドベリ自選傑作集 万華鏡』所収)

今回の読書会、テーマは宇宙での孤独。宇宙空間を漂う飛行士たちの孤独を描いた、ブラッドベリの代表作の一つとされ、永遠の名作とも評される「万華鏡」を取り上げます。海外SF短編オールタイムベストにも必ずランクインする名作です。
《隕石との衝突事故で宇宙船が破壊され、宇宙空間へ放り出された飛行士たち。時間がたつにつれ仲間たちとの無線交信はひとつまたひとつと途切れゆく――》(東京創元社の内容紹介より)。宇宙空間での事故はSFでは定番のシチュエーションの1つで、持てる知力と技術を尽くして危地を脱する様を描くはらはらどきどきタイプが人気ですが、この作品はそれらとはまったく違う、とても静かな作品です。
タイトルの意味、宇宙飛行士たちが目にしたもの、その孤独……読後に読み手のなかにイメージが静かに広がっていく。そんな作品を一緒に読んでみましょう。

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「科学と文学の間に」は、千駄木・往来堂書店で偶数月の第3金曜日に行っている読書会です。
毎回ナビゲーターが選んだ少しSF的な要素のある文学作品を読んでいます。
いままでに取り上げた作品は以下です。

・池澤夏樹『スティル・ライフ』(中公文庫)
・ケン・リュウ『紙の動物園』(ハヤカワ文庫SF)
・高山羽根子『首里の馬』(新潮文庫)
・津村記久子「地獄」(文春文庫『浮遊霊ブラジル』所収)
・コニー・ウィリス「最後のウィネベーゴ」(ハヤカワ文庫SF『空襲警報』所収)
・オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」(ハヤカワ文庫SF『無伴奏ソナタ〔新訳版〕』所収)
・村田沙耶香「生命式」(河出文庫『生命式』所収)
・山本弘「詩音が来た日」(角川文庫『アイの物語』所収)

ナビゲーターによる作家や作品・関連書の紹介が約半分、残りの半分は皆さんの感想をもとに作品について話し合います。「ほかの人の意見を否定しない。一人でしゃべりすぎない」の二つだけをルールとしています。
「読書会ってなにするのか、よくわからない」「かっこいい感想を言えないと恥ずかしい」といったご心配は無用です。最初は発言なしの「オブザーバー」参加もOKです

【注意事項】
・ご購入後のキャンセルは原則不可となっております。万が一都合が悪くなってしまった場合は、お早めにご連絡いただきますようお願いします。
・天災、事故、その他予期せぬトラブルによって、延期/中断/中止する可能性がございます。出演者、主催者の都合により開催中止となった場合は、払い戻し対応いたします。