【2025/6/20(金)】空犬の読書会@往来堂書店〈科学と文学の間に〉山本弘「詩音が来た日」

¥1,500 (税込)

在庫あり

説明

今回のテーマは、AI・ヒューマノイドとのコミュニケーション。

人類が衰退した未来世界で、アンドロイドが人間の若者に物語を聞かせるという設定の、SF版アラビアンナイトのような作品集のなかから、介護とAIという現代的なテーマを扱った作品を取り上げます。
アレクサやSiriなどの音声アシスタントが普及、ChatGPTなどの生成AIも登場、今では日常生活でも当たり前に使われているAI。今回はとくに人間型の外観を備えたヒューマノイドが登場する作品をピックアップ。意識とは、人間とは、といった問題を一緒に考えてみたいと思います。

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「科学と文学の間に」は、千駄木・往来堂書店で偶数月の第3金曜日に行っている読書会です。
毎回ナビゲーターが選んだ少しSF的な要素のある文学作品を読んでいます。
いままでに取り上げた作品は以下です。

・池澤夏樹『スティル・ライフ』(中公文庫)
・ケン・リュウ『紙の動物園』(ハヤカワ文庫SF)
・高山羽根子『首里の馬』(新潮文庫)
・津村記久子「地獄」(文春文庫『浮遊霊ブラジル』所収)
・コニー・ウィリス「最後のウィネベーゴ」(ハヤカワ文庫SF『空襲警報』所収)
・オースン・スコット・カード「無伴奏ソナタ」(ハヤカワ文庫SF『無伴奏ソナタ〔新訳版〕』所収)
・村田沙耶香「生命式」(河出文庫『生命式』所収)

ナビゲーターによる作家や作品・関連書の紹介が約半分、残りの半分は皆さんの感想をもとに作品について話し合います。「ほかの人の意見を否定しない。一人でしゃべりすぎない」の二つだけをルールとしています。
「読書会ってなにするのか、よくわからない」「かっこいい感想を言えないと恥ずかしい」といったご心配は無用です。最初は発言なしの「オブザーバー」参加もOKです

【注意事項】
・ご購入後のキャンセルは原則不可となっております。万が一都合が悪くなってしまった場合は、お早めにご連絡いただきますようお願いします。
・天災、事故、その他予期せぬトラブルによって、延期/中断/中止する可能性がございます。出演者、主催者の都合により開催中止となった場合は、払い戻し対応いたします。