説明
歌人で作家の東直子さんが2024年の秋に短編集『フランネルの紐』(河出書房新社)を出版しました。服飾や手芸に深く関わる女性たちの人生の物語が18編収められています。身に纏うものへの特別なこだわりのある歌人の服部真里子さんと、針と糸、そして短歌を詠むことなど言葉で表現する世界について語り合います。
東直子(ひがし なおこ)
歌人、作家。第七回歌壇賞、小説『いとの森の家』(ポプラ社)で第三一回坪田譲治文学賞受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』(共にちくま文庫)、小説に『とりつくしま』(ちくま文庫)『ひとっこひとり』(双葉社)、詩集に『朝、空が見えます』(ナナロク社)、エッセイ集に『魚を抱いて』(春陽堂書店)、歌書に『現代短歌版百人一首』(春陽堂書店)など。
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服部真里子〈はっとり まりこ〉
一九八七年横浜生まれ。早稲田短歌会、同人誌「町」、未来短歌会を経て、現在は無所属。第二十四回歌壇賞受賞。第一歌集『行け広野へと』(二〇一四年、本阿弥書店/二〇一八年、文藝春秋)にて、第二十一回日本歌人クラブ新人賞、第五十九回現代歌人協会賞。第二歌集『遠くの敵や硝子を』(二〇一八年、書肆侃侃房)。現在、NHK文化センター青山教室にて、短歌講座「こんにちは短歌」「おはよう短歌」の講師を務める。
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