【今年の一冊2025】フェア

「今年の一冊2025」フェアが始まりました。お店の入り口すぐです。出版社の方々22名が今年一番面白かった本を選びました。年末年始のお供にぜひ。

さらに!「公開書店営業を聞きました」とレジでお伝えいただくと、写真の往来堂特製の限定ステッカーがもらえちゃいますよ!!


公開書店営業はポッドキャストでお聴きになれますよ。

【書評でふりかえる2025】展開を開始しました

【書評でふりかえる2025】遅くなりましたが、展開を開始しました!表1のタイトル、サブタイトル、帯、フェアPOPとテキストが過剰にあふれかえっております!すっきり、もいいけれど、この過剰に詰め込まれた感じが本屋の魅力の一つだと思ったりもします。

ちなみに写真に写っていない左手前にも面陳列が10点ほどあります。どうぞ店頭にてご覧ください。

往来堂書店のシェア本棚を始めます

往来堂書店の棚をお貸しします。
なぜか?
「どうして本屋になったの?」とたまに聞かれます。今の世のなかで、本屋はそれほど「おいしい」商売とは思われていないのだろうと思います。あえてそんなことしているのだから、なにか強い物語があるのでは?と考えてもおかしくはない。
「本屋」で何がしたいのか?
ものすごく牧歌的ですが
「この本、面白いですよ!」
「これは、いま、読むべき本です。なぜなら・・・」
「おすすめされた本、読んでみたら、すごくよかった!」
こういったやり取りができたとき、私は本屋をやっていてよかったなぁと思うのです。
普段からそういうつもりで本を仕入れ並べていますが、この場所でもっとたくさんの人にそれをやっていただいたら、もっとにぎやかな本屋ができるのではないか。思えば、「D坂文庫」も、その前身の「不忍ブックストリートの50冊」も、そんな、本をあいだに置いた人と人とのインタラクティブな運動を志向していたように思います。ネットの世界で人々のレビューがやり取りされながら本が売れていくのを横目で見ながら、小さな街場の本屋に何ができるのかと、ずっと考えていました(行動が遅いですが)。


動機は人それぞれと思います。
「自宅にあふれる本を誰かに連れて行ってもらいたい」
「自分でZINEを作ったので多くに人に見てもらいたい」
「将来は本屋になりたい」
「読んでとても面白かった本をずらずら並べて、気軽にその本のことを誰かとしゃべりたい!」
「棚に本を並べることで、関心領域や問題意識、いままでの思考の遍歴、つまり自分自身を表現したい」
「いつもは出版社の販売職として取次に本を納めているが、読者と直接コミュニケーションをとりながら販売したい」
生産者(著者や出版者)と消費者(読者)の顔の見える関係・・・産直市場みたいな感じでしょうか。

プロ・アマ問わず様々な動機をお持ちの方に、棚を借りていただきたいと思います。

ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
※原則として、棚を借りていただいたあと、1か月に一度はご来店いただいて、あるご自分の棚に手を入れていただける方を想定しています。ご来店の上、面談をした上でレンタルの可否を判断いたします。ご承知おき下さい。

【営業日】
火曜定休
月・水・木・金・土 11時~20時
日・祝 11時~19時
店内イベントの開催で18時までとなる日がございます。

【費用】
入会金:10,000円(税込み11,000円)・・・2026年3月開始の方まで無料!
月額:最上段 3,800円(税込み4,180円)
          それ以外 4,800円(税込み5,280円)
ご来店し、棚に手を入れる際に店頭でお支払いください。

【販売できるもの】
好きな本をおいて、値段をつけて販売することが可能です。販売できるのは新刊・古本など本のみで、手作りの雑貨などの販売はできません。
販売する本と共にフリーペーパーを配布することは可能です。
売上金から5%を差し引いた額をお渡しいたします(ほぼクレジット・キャッシュレスの手数料相当分です)。

【販売できないもの・販売方法として不可のもの】
公序良俗に反する本
特定の宗教や思想に偏った本ばかりで構成する棚
ネットワークビジネスにかかわる本
民間療法ビジネスにかかわる本
エロ本
そのほか、往来堂書店が不適当と認めたもの

【本棚のサイズ】
 幅38cm×高さ25cm×奥行き17cm
ヨコにふたつ連続して借りることもできます

【棚主の特典】
設定された日時と時間帯の中から、都合の良いところを選んで店番ができます。
往来堂での店内イベントの開催の相談にのります。
非公開のFacebookグループに招待します(毎日の売上や店の様子など当店の現在が分かります)。
新刊の仕入れを代行します(毎週3冊まで。一部買い切り商品は除く。必ず当店で販売すること)
ほか詳細は面談時にお話します。

【審査の流れ】
以下の応募フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。
往来堂みんなの本棚_応募フォーム
(人手がないため、お電話では対応できません・ご了承ください)
▼お名前(ご本名)
▼屋号(お店の名前)
▼プロフィール(簡単な
自己紹介)
▼SNSのアカウントのリンク
▼ご応募のきっかけ
▼展開したいひと棚本屋の内容(200字程度)
条件を満たした方のみご連絡いたします。ご連絡後、ご来店の上、面談していただきます

【SNSについて】
棚主さんのSNSをフォローしている方が、まずはお客様の大部分となります。往来堂書店でも棚主さんのSNSをフォローいたします。その内容から往来堂書店内に棚を持っていただくことが不適当と判断した場合には、退去していただきます。あらかじめご了承ください。

【11月の展示】『占領下の日本 カラーフィルム写真集』衣川太一 草思社 出版記念パネル展

空は青く、町は色彩にあふれていた――
後世のわれわれが見たことのないカラー写真で記録された
終戦直後の風景、建物、人物、乗り物、洋服、食べ物など。
これまでモノクロ写真でしか知らない、貧しい時代として刷り込まれてきた
風景とはまったく違うイメージがそこにある。

進駐軍の米軍人たちによって個人的に撮影され、
本国に持ち帰った膨大なフィルムが残されていた。
コダクローム(コダック社製)のフィルムに定着された日本はまた別の顔を見せている。
当時、日本人には入手が難しかった高性能のカラーフィルムによる鮮やかな画像だ。
今や、遺族の手を離れ、米国の中古市場にある貴重なフィルム類に着目した、
フィルム資料研究家の衣川太一氏によって集められた
「衣川コレクション」とも呼ぶべき1万3千カットに及ぶ写真たち。
全100カット収載の本書にまとめられているのはそのごく一部であり、
えりすぐりのカットを編集したもの。
そこからは、われわれが見逃していた歴史が見えてくる。

偶然映り込んでしまったもの、普通日本人には当たり前に見えて撮られなかったものなど、
場所や年代、対象物の慎重な特定作業をへてまとめられた本書は
占領史の書き換えを迫る第1級の資料である。

<目次内容>
占領下の日本(マッカーサーの五つ星キャディラック、桜田門前の軍事パレード等)/焼け跡(瓦礫越しの国会議事堂、空から見た広島爆心地等)/武装解除(熊本の飛行場で爆破される陸軍爆撃機等)/闇市(新橋マーケット、池袋東口闇市等)/食(進駐軍向けの宴会風景、市場で売っている魚や食品等)/映画(「素晴らしき日曜日」ポスター、東宝撮影所風景)帝劇コミック・オペラ(越路吹雪、額縁ショウ等)/乗り物(横浜市電、木炭車等)/街と人びと(着物姿、赤ちゃん、銀座・新宿の盛り場で等)など
序 都築響一、コラム 武田寿恵(帝劇ミュージカル)、石榑督和(闇市・マーケット)

目次
はじめに   衣川太一 
占領下の日本 
焼け跡 
武装解除 
闇市 
食 
映画 
乗り物 
帝劇コミック・オペラ 
街と人々 
《コラム》
●京都の「色」気   編集者/写真家 都築響一 
●道ばたから再生する都市   建築史家 石榑督和
●帝劇社長・秦豊吉の夢の舞台
 ――占領下で花開いた、日本のミュージカル  ミュージカル研究家 武田寿恵 

著者プロフィール
衣川太一(きぬがわ・たいち)
1970年大阪生まれ。神戸映画資料館研究員、フィルム資料研究者。著書に『占領期カラー写真を読む』(佐藤洋一と共著、岩波新書、2023)、『増補新版 戦後京都の「色」はアメリカにあった!』(植田憲司・佐藤洋一と共編著、小さ子社、2023)。論文に『占領期写真の複合的活用に関する試み : 一九四五年東京・銀座のケーススタディ』(佐藤洋一と共著、昭和のくらし研究 / 昭和館編 第19号、 2021年3月)。神戸を舞台とした映画のロケ地を調査する『ロケ地探索』講座を2021年より神戸映画資料館で開催中。日本大学藝術学部映画学科卒業。

文庫ベスト10 2025/9/7-13

1 昭和女たちの食随筆 木村衣有子 中央公論新社
2 謎文庫1
3 国宝 下 花道篇 吉田修一 朝日新聞出版
4 ハウスメイド フリーダ・マクファデ 早川書房
5 遠い山なみの光 カズオ・イシグロ 早川書房
6 アンパンマンの遺書 やなせたかし 岩波書店
7 謎文庫2
8 国宝 上 青春篇 吉田修一 朝日新聞出版
9 ババヤガの夜 王谷晶 河出書房新社
10 ジャポニスム 馬渕明子 筑摩書房
1位、木村さん、橋本さん、トークイベントありがとうございました。収録された 作家の他の随筆文庫もある程度集めてあり、よく売れています。3位「国宝」に動きが。4位、5位早川書房が9月に入り存在感を増しています(天地のサイズ・ハヤカワ専用カバーを折っておかないといけません)80周年フェアも開催中です!

【サイン本入荷】ミロコマチコ『島まみれ帳』(ブロンズ新社)刊行記念パネル展 はじまりました

ミロコさんは当店のブックカバーの絵を描いてくださり、往来堂はTシャツやトートなどもときおり作らせていただいています。

ミロコさんの奄美大島での暮らしをつづった新刊『島まみれ帳』(ブロンズ新社)の刊行を記念して、パネル展が始まりました。2019年に、長く住んだ東京を離れ、4匹の猫たちを連れて、奄美大島に移住したミロコさん。生命力あふれる南の島で始まった、まったく新しい生活の中で、ダイナミックな自然と共生している島人(しまっちゅ)の暮らしに強く惹きつけられていくようすや、新たに1匹の保護猫を加え、5匹になった愛猫たちとの日々の記録が、みずみずしいイラストと文章、写真で綴られています。
7/17(木)の刊行を記念して新刊に収録されているイラストのパネル展を開催します。往来堂書店のオリジナルトートや、ポストカードも販売中。
画家として、絵本作家として、どんな体験をし、暮らしてきたのか。「島にまみれていった」ミロコさんの、克明にして鮮やかな6年間の生活記録を、ぜひお楽しみください。

『島まみれ帳』『ねこまみれ帳』のサイン本は完売いたしました。絵本『てつぞうはね』、公式図録『いきものたちはわたしのかがみ』のサイン本は、残りわずかです。(タイミングにより完売の可能性がございます)

ブロンズ新社さんが、サイン本を直納品してくださいました!

人文系出版社共同企画「四六判(しろくばん)宣言(せんげん)」26年目の挑戦!!―私の羅針盤、四六判―

【「四六判宣言 11社の会」のプレスリリースより】「四六判」とは、現在流通している単行本の標準的なサイズの呼称のひとつです。「四六判宣言」は「文庫のように大量生産できないが、読み継がれるべき基本図書やロングセラー」など、出版社が大切にしている本を多くの読者に届けたい!というコンセプトの下、毎年夏に開催しているブックフェアです。
「四六判」という、本のサイズに焦点をあてた本企画は、エッセイ・文学から歴史、宗教、哲学思想、心理、社会、芸術、自然科学など、〈知〉の全領域にわたると言っても過言ではない多様な商品構成も大きな特徴であり、他に類を見ない専門書出版社の合同ブックフェアとして成長を続けております。

2000年に開始された本フェアは今年で26回目を迎えます。SNSなど誰でも手軽に発信できてしまうことによる情報の増大にともなう混乱が大きな問題になっていますが、書籍は書き手と編集者が幾度となく検討を重ねた正確性が保証されるメディアでもあります。この情報の洪水をのりこえる「羅針盤」として、ハンディかつ正確な情報源である四六判の本を読んでほしい、という思いを込めて今回のタイトルといたしました。読者と出版社そして書店が一体となって成長し続けている本企画を、貴メディアにおかれましてぜひご紹介いただきたくご案内申し上げます。

このフェアに出品している本を紹介するnoteが「11社の会」さんによって運営されています。

往来堂書店では8月いっぱい、展開する予定です。ぜひ、お手に取ってご覧ください。