点滅社『鬱の本』(点滅社編集部) (笈入) この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。(前書きより)
発売日:2023/12/05
ジャンル:文芸
手配状況:JRC_FAX済み
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集英社『続きと始まり』(柴崎 友香) (笈入) 日本を襲った二つの大地震。未知の病原体の出現。誰にも流れたはずの、あの月日――。別々の場所で暮らす男女三人の日常を描き、蓄積した時間を見つめる、著者の最新長編小説。
発売日:2023/12/05
ジャンル:文芸
手配状況:弘正堂FAX済み
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朝日出版社『自炊者になるための26週』(三浦哲哉) (高橋) ゲラをいただき、先に読ませていただきました! 下記、朝日出版社さんにもお送りした感想です。
「料理をしている人はなにをしているのか。手の動かし方と心の動き方、その両面から洞察を深める本書の筆致は、ロジカルでいてエモーショナル。味覚と嗅覚のあわいを刺激する豊かな風味を、自炊という領域で最大限堪能する。そのために言葉と知識を惜しみなく費やし、料理という行為をその周縁ごと書き尽くそうとするさまは圧巻だ。そんな三浦さんの実直さに袖を引かれ、今日も明日も明後日も、台所に立ち続けていたいと思った。」
いやあ、本当にすごい一冊ですよ。自炊者に「なるための」と題されていますが、日ごろから台所に立っている人にも強くお勧めしたい一冊です。属人的な感覚・感性も、きちんと論理立てて解析することで他者に追体験させることができるのだ!
発売日:2023/12/07
ジャンル:エッセイ
手配状況:11/21橋本さんメール済み
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百万年書房『転職ばっかりうまくなる』(ひらいめぐみ) (高橋) 『おいしいが聞こえる』『踊るように寝て、眠るように食べる』など自費出版にて活動されているひらいめぐみさんの、初の商業出版。実はひそかにファンなのです。楽しみ。
「こんな会社ばっかりの世の中なんて終わってる——。 20代で転職6回。「圧倒的成長」をしたくない人のための、ドタバタ明るい転職のすゝめ。」(版元紹介より)
環境が変わることに強い抵抗のある身として、そしてまともに就職活動をしたことがない身としては、これは読むしかない、そして売るしかない、という心持ちです。まあ御託はともかく、ひらいさんの大冒険をはやく読みたい!
発売日:2023/12/09
ジャンル:エッセイ
手配状況:11/10BookCeller5冊入力
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