【文脈棚】心を知る

「心を知る」というテーマで店にある本を集めてみました。心理の棚というよりは、人間関係や同調圧力、自分をいい状態に保つための心の有り様などに興味がある方が多いのではと思い…少しだけ注文したので、もう少し加わります

公開書店営業#59 ディスカヴァー・トゥエンティワンさんの巻

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https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1648450488

出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』。そこで紹介された本をまとめた棚がございます。4/1の#59ディスカヴァー・トゥエンティワンさんの巻で登場した本が入荷しました。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。

公開書店営業#58 亜璃西社さんの巻

出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』。そこで紹介された本をまとめた棚がございます。3/11の#58亜璃西社さんの巻で登場した本が入荷しました。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。

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https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1648450488?i=1000699289721

公開書店営業#55・#56・#57

出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』そこで紹介された本をまとめた棚がございます。現在展開中なのは以下の3回分です。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)

毎回3~4冊、ご紹介いただきますが、その中ですぐにでも読んでみたいと思った本の写真を上げておきます。こうして積読は増えていくのですが、読み終わったら、感想を上げますね。皆さんも往来堂で買って、一緒に読みませんか?どんな本なのかは、出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。

公開書店営業年末企画【今年の一冊2024】フェア始まりました

だいだい隔週の火曜・よる9時からXのスペースで配信(その後spotifyとapple podcastにアップ)しています【公開書店営業】。年末企画ということで、自社本の紹介から離れて一読者としての今年の一冊をご紹介いただきました。配信にご登場くださった方に加え、アンケートにご回答を寄せてくださった方々の紹介本も集めてフェア展開しています(1月いっぱいの予定)

配信の方は↑をお聴きいただくとして、アンケートをお寄せくださった方の紹介コメントは、近くこのサイト内に特設ページをオープンする予定ですので、そちらでご覧ください。もちろん通販にも対応。

ご協力くださった皆さま、ありがとうございました! 来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!(笈入)

【文脈棚】自分の懐の話だけだった選挙戦のあとに

世の中、余裕がないので、先日の選挙でも候補者は自分に投票するとそれだけ「あなたの」懐があったかくなるか、を前面に押し出していました。

自分たちの国をどういう感じにしていきたいのか?なんてことを演説で言っても票にはならないんでしょう。それは私たちがそんなことを考えないで生きているから。候補者は私たちを映す鏡です。

サッチャーに始まる(のか厳密には?)新自由主義が政府の支出を最小化することを目的とするのと同時に、自立や自己責任論を道徳的にも正しい態度として称揚した歴史の解説から始まり、新自由主義が求める【強い責任】とナチズムや差別との関係、そしてそれに対する【弱い責任】とは何か、その可能性とは何か?と論を進めていく、戸谷洋志『生きることは頼ること「自己責任」から「弱い責任」へ』(講談社現代新書)を読み、そこを出発点として棚を作ってみました。

思想畑のややこしい話と考えずに、自分の問題として。たとえば隣近所のコミュニティを大切にし「子どもを地域で育てよう」といったって、現実はお金を使って保育サービスを使うことが多い。お金は自己責任です。あるいは老いても子ども世代には迷惑をかけないという「おひとりさま」至上主義。これも究極の自己責任を担う、自立した強い個人が前提です。これらのことは今の私たちにとって特に珍しくない、よく聞く考え。それくらい「自己責任論」や新自由主義的な考え方はいまの私たちに深く根を下ろしていると思います。

そしてそれが様々な限界に直面しているのではないか。行き詰まりや息苦しさを感じたら、ちょっと引いて思考・判断の枠組みから考えてみたいとおもいます(笈)