
ミロコマチコさんのポストカード、追加が入荷しました(1枚165円)。カレンダーも好評の杉山アートルームさんの下町ポストカードは1セット1100円。花工房さんのボタニカル細密画(夏の花)もあります。
出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』。そこで紹介された本をまとめた棚がございます。3/11の#58亜璃西社さんの巻で登場した本が入荷しました。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。
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https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1648450488?i=1000699289721
だいだい隔週の火曜・よる9時からXのスペースで配信(その後spotifyとapple podcastにアップ)しています【公開書店営業】。年末企画ということで、自社本の紹介から離れて一読者としての今年の一冊をご紹介いただきました。配信にご登場くださった方に加え、アンケートにご回答を寄せてくださった方々の紹介本も集めてフェア展開しています(1月いっぱいの予定)
配信の方は↑をお聴きいただくとして、アンケートをお寄せくださった方の紹介コメントは、近くこのサイト内に特設ページをオープンする予定ですので、そちらでご覧ください。もちろん通販にも対応。
ご協力くださった皆さま、ありがとうございました! 来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!(笈入)
世の中、余裕がないので、先日の選挙でも候補者は自分に投票するとそれだけ「あなたの」懐があったかくなるか、を前面に押し出していました。
自分たちの国をどういう感じにしていきたいのか?なんてことを演説で言っても票にはならないんでしょう。それは私たちがそんなことを考えないで生きているから。候補者は私たちを映す鏡です。
サッチャーに始まる(のか厳密には?)新自由主義が政府の支出を最小化することを目的とするのと同時に、自立や自己責任論を道徳的にも正しい態度として称揚した歴史の解説から始まり、新自由主義が求める【強い責任】とナチズムや差別との関係、そしてそれに対する【弱い責任】とは何か、その可能性とは何か?と論を進めていく、戸谷洋志『生きることは頼ること「自己責任」から「弱い責任」へ』(講談社現代新書)を読み、そこを出発点として棚を作ってみました。
思想畑のややこしい話と考えずに、自分の問題として。たとえば隣近所のコミュニティを大切にし「子どもを地域で育てよう」といったって、現実はお金を使って保育サービスを使うことが多い。お金は自己責任です。あるいは老いても子ども世代には迷惑をかけないという「おひとりさま」至上主義。これも究極の自己責任を担う、自立した強い個人が前提です。これらのことは今の私たちにとって特に珍しくない、よく聞く考え。それくらい「自己責任論」や新自由主義的な考え方はいまの私たちに深く根を下ろしていると思います。
そしてそれが様々な限界に直面しているのではないか。行き詰まりや息苦しさを感じたら、ちょっと引いて思考・判断の枠組みから考えてみたいとおもいます(笈)
お申し込みは店頭、またはこちらから! 次回の読書会はコニー・ウィリス。すいません
ミロコマチコ『みちひきみちかけ』(小学館) 発売日:2025/06/18 ジャン
我喜屋位瑳務 『シモンシモン_我喜屋位瑳務作品集』(芸術新聞社 ) 発売日:20
木村 悦子『アザラシBOOK』(グラフィック社) 発売日:2025/06/09