公開書店営業#58 亜璃西社さんの巻

出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』。そこで紹介された本をまとめた棚がございます。3/11の#58亜璃西社さんの巻で登場した本が入荷しました。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。

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https://podcasts.apple.com/us/podcast/id1648450488?i=1000699289721

公開書店営業#55・#56・#57

出版社のみなさんが書店へ新刊・既刊のご案内に来てくださるときのように、X(エックス)のスペースで本の話を聞いている『公開書店営業』そこで紹介された本をまとめた棚がございます。現在展開中なのは以下の3回分です。(エックスで生配信したあと、spotifyとapple podcastにアップしています。三芳さんいつもありがとう!)

毎回3~4冊、ご紹介いただきますが、その中ですぐにでも読んでみたいと思った本の写真を上げておきます。こうして積読は増えていくのですが、読み終わったら、感想を上げますね。皆さんも往来堂で買って、一緒に読みませんか?どんな本なのかは、出版社さんの説明をぜひ聞いてみてください。

公開書店営業年末企画【今年の一冊2024】フェア始まりました

だいだい隔週の火曜・よる9時からXのスペースで配信(その後spotifyとapple podcastにアップ)しています【公開書店営業】。年末企画ということで、自社本の紹介から離れて一読者としての今年の一冊をご紹介いただきました。配信にご登場くださった方に加え、アンケートにご回答を寄せてくださった方々の紹介本も集めてフェア展開しています(1月いっぱいの予定)

配信の方は↑をお聴きいただくとして、アンケートをお寄せくださった方の紹介コメントは、近くこのサイト内に特設ページをオープンする予定ですので、そちらでご覧ください。もちろん通販にも対応。

ご協力くださった皆さま、ありがとうございました! 来年もどうぞ、よろしくお願いいたします!!(笈入)

【文脈棚】自分の懐の話だけだった選挙戦のあとに

世の中、余裕がないので、先日の選挙でも候補者は自分に投票するとそれだけ「あなたの」懐があったかくなるか、を前面に押し出していました。

自分たちの国をどういう感じにしていきたいのか?なんてことを演説で言っても票にはならないんでしょう。それは私たちがそんなことを考えないで生きているから。候補者は私たちを映す鏡です。

サッチャーに始まる(のか厳密には?)新自由主義が政府の支出を最小化することを目的とするのと同時に、自立や自己責任論を道徳的にも正しい態度として称揚した歴史の解説から始まり、新自由主義が求める【強い責任】とナチズムや差別との関係、そしてそれに対する【弱い責任】とは何か、その可能性とは何か?と論を進めていく、戸谷洋志『生きることは頼ること「自己責任」から「弱い責任」へ』(講談社現代新書)を読み、そこを出発点として棚を作ってみました。

思想畑のややこしい話と考えずに、自分の問題として。たとえば隣近所のコミュニティを大切にし「子どもを地域で育てよう」といったって、現実はお金を使って保育サービスを使うことが多い。お金は自己責任です。あるいは老いても子ども世代には迷惑をかけないという「おひとりさま」至上主義。これも究極の自己責任を担う、自立した強い個人が前提です。これらのことは今の私たちにとって特に珍しくない、よく聞く考え。それくらい「自己責任論」や新自由主義的な考え方はいまの私たちに深く根を下ろしていると思います。

そしてそれが様々な限界に直面しているのではないか。行き詰まりや息苦しさを感じたら、ちょっと引いて思考・判断の枠組みから考えてみたいとおもいます(笈)

Book&Designさんの本(公開書店営業#47)

公開書店営業#47(録音はこちら spotify / apple podcastに来てくださったBook&Designさんの本を展開しました。宮後さんは『ひとり出版入門』(よはく舎)という本もお書きになっています。三芳さんの会社(PIE International)では新人の教科書に採用されているとのことです!

『明朝体の教室 日本で150年の歴史を持つ明朝体はどのようにデザインされているのか』鳥海修 田んぼの「田」の4つの四角はみな大きさが異なることを知っていましたか? 〈取り置き〉〈通販〉

『日本語のデザイン 文字からみる視覚文化史』永原康史 日本語はもともと文字を持たない言語である。紀元前二百年ごろ、大陸から漢字がやってきてはじめて文字にふれた。〈取り置き〉〈通販〉

『詩画集 目に見えぬ詩集』谷川俊太郎さんの詩を美しい木版画で彩る詩画集 手製本で仕上げています 〈取り置き〉〈通販〉

『ひとり出版入門 つくって売るということ』宮後優子 よはく舎 どうやって本をつくる?
どうやって運営していく?
ひとり出版ノウハウのすべて。
本の制作と販売、出版社登録、書誌情報登録、書店流通、在庫管理、翻訳出版、電子書籍、さまざまなひとり出版の運営についてまとめられています。〈取り置き〉〈通販〉

公開書店営業#46 偕成社さんの巻 「お仕事図鑑」には載っていない、人それぞれの人生の歩み、その知恵と情熱

昨日(8/20)は偕成社の今村副社長、編集部の秋重さんと丸本さんにお越しいただき、偕成社さんの歴史と、いまイチオシシリーズ「みんなの研究」についてお話をうかがいました!録音はこちらです。小さなリーフレットとともに、さっそく1セット、公開書店営業コーナーへ陳列しております。こんなことに取り組んでいる人がいる、自分の好きを突き詰めて仕事にするには? 「お仕事図鑑」には載っていない、人それぞれの人生の歩み、その知恵と情熱が詰まった本ばかりです。子供から大人まで、自分を取り巻く世界が広がる読書体験を!

公開書店営業にご登場いただいたpalmbooksさんのフェア、開催中です

公開書店営業にご登場いただいたpalmbooksさんのフェア、開催中です。紙の本の可能性をとことん追求した4点、ぜひお手に取って、どんな感覚が刺激されるのか、確かめてください。

おとなりにはその前の回にご登場いただいた百万年書房さんも!

「公開書店営業」は、spotify,apple podcast で今までの回をお聞きいただけます。

「D坂文庫2024夏」は8/3からスタートです!

8月3日より「D坂文庫2024夏」がスタートします!

「D坂文庫」は往来堂書店と関わりのある皆様方におひとり一冊ずつ、おすすめの文庫本をご紹介いただく文庫フェア です。ここ最近はだいたい一年に一回のペースで開催しており、50〜60名ほどの方々にご選書いただいております。

今年の選者は、過去最多の63名となりました。入口平台(第一会場)と棚間(第二会場)の二カ所で展開します。花火みたい!

昨年までと同様、文庫にはキャッチコピーと紹介文を印字したオリジナルの帯を巻いています。そしてそれらを網羅した特別小冊子を販売いたします。価格は400円。紙の価格高騰のため値上げしました、すみません!

(※小冊子の到着は8/3のお昼頃になる予定です。朝イチには届いていない可能性大ですので、ご承知おきくださいませ……!)

またこちらも毎年恒例、フェア限定のブックカバーを製作いたしました! 今年もミロコマチコさんにイラストを書き下ろしていただきました。こちらは小冊子の表紙にも使わせていただいております。

往来堂の夏の風物詩「D坂文庫」をぜひ、店頭でご覧くださいませ!