【受付中/2025/9/17(水)】「プレイスタディーズ」の始まりに向かって 「遊び」を研究する時間 『物語化批判の哲学』刊行記念

¥2,200 (税込)

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説明

新進気鋭の美学者・難波優輝さんが「何者か」になるための物語で溢れた現代を批判する『物語化批判の哲学』が2025年7月に刊行。
自分の人生も、世界も、物語ではない。
そう断言する本書はまた、ゲーム、パズル、ギャンブル、おもちゃという4つの「人生の遊びかた」を探究する冒険の書でもあります。ホイジンガやカイヨワといったこれまでの遊びの哲学を背景にしながら、現代の分析美学を手がかりに、一味違った仕方で遊びを哲学しています。

対談のお相手は、6月に編著『クリティカル・ワード ゲームスタディーズ』(フィルムアート社)を刊行し、ゲーム研究をご専門とされている、東京大学美学芸術学研究室教授の吉田寛さん。

物語化・ゲーム化していく社会で、どう自由に楽しく生きることができるのか?
ふたりの「遊び」研究者が、現実と虚構の適切な「遊び方」を考える贅沢な時間。
皆さまのご来場、お待ちしております。

 

【日時】2025/9/17(水) 19:30-21:00
【会場】往来堂書店(東京都文京区千駄木2-47-11)
【料金】2200円

 

【登壇者プロフィール】

難波優輝(なんば・ゆうき)|1994年生まれ。美学者、会社員。立命館大学衣笠総合研究機構ゲーム研究センター客員研究員、慶應義塾大学サイエンスフィクション研究開発実装センター訪問研究員。神戸大学大学院人文学研究科博士前期課程修了。専門は分析美学とポピュラーカルチャーの哲学。著書に『物語化批判の哲学 〈わたしの人生〉を遊びなおすために』(講談社現代新書)、『SFプロトタイピング』(共著、早川書房)、『なぜ人は締め切りを守れないのか』(堀之内出版より近刊予定)など。

吉田寛(よしだ・ひろし)|1973年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(美学芸術学研究室)。専門は感性学、ゲーム研究。著書に『デジタルゲーム研究』(東京大学出版会、2023年、第33回大川出版賞受賞)、『絶対音楽の美学と分裂する〈ドイツ〉』(青弓社、2015年、第37回サントリー学芸賞受賞、2015年度日本ドイツ学会奨励賞受賞)、編著に『クリティカル・ワード ゲームスタディーズ』(フィルムアート社)、共著に『ゲーム化する世界コンピュータゲームの記号論』(新曜社)など。美学会会長。