山口祐加『世界自炊紀行』晶文社

9784794980120

発売日 2025/08/21
著者 山口祐加
出版社 晶文社

¥2,750 (税込)

在庫あり

カテゴリー: ,

説明

自炊はつらいか、楽しいか? 楽しくできれば最高だけど、いろんなプレッシャーを感じて、苦しいものと感じている人も多いのではないだろうか?

日本人は家庭で実に様々な種類の料理を作ると言っていいだろう。中華、イタリアン、フレンチ、東南アジア各国の料理。日本料理や和食は、その様々な料理の一ジャンルに過ぎないともいえる。実はそんな国民は世界中を探しても日本人以外にいないのかもしれない。では、では世界各国の「自炊」つまり普段のご飯はどのように日々作られ、食べられているのか? 著者は1年かけて12か国を巡り、多くの家庭料理・自炊の現場を取材し、その中から24の台所事情を1冊にまとめた。広く世界を見渡すことで、日本であたりまえ、あるいは理想とされてきた「自炊」の形を相対化して見せる。そのことによってきっと私たちは、なにかから解放されて自由になれるのだ。

【ただいま読書中】

台湾では、庶民的な食堂に通い続けていてもまったく胃もたれすることがなく、こんなに私の体に馴染む料理があることに驚いた。(p.18)・・・台湾、行きた過ぎる!いやいや、そんなことより、この台湾の章では、外食文化が広くいきわたっているその国で、それでも自炊することの意味などを考えてゆくところが読みどころなのですが(笈)