〈怪異〉とミステリ 近代日本文学は何を「謎」としてきたか

往来堂書店のpodcast【公開書店営業】年末企画「今年の1冊2024」飯塚大空さん(春秋社)の紹介本です!

私の大学・大学院時代の指導教員がかかわった本で、刊行当時に購入して読むことができず月日が過ぎてしまい、今年ひょんなことから入手した一冊。戦前から現代の日本に連なるミステリと「怪異」の不思議な関係を深掘りする論集。

出版社名:青弓社
著者名:怪異怪談研究会 乾英治郎 小松史生子
ISBNコード:9784787292698
3,740円 (本体 3,400円+税)
発行年月日:2022/12/22
325ページ
判型:四六判

【春秋社・飯塚大空さんからひとこと告知】「公開書店営業」でお話ししたアジア文芸ライブラリーの他、『人生の意味の哲学入門』『Vtuberの哲学』『ミュージカルの解剖学』など今年話題となった本が多数あります。メールマガジンもぜひご購読ください!

¥3,740 (税込)

在庫あり

説明

岡本綺堂、江戸川乱歩、横溝正史、夢野久作、小野不由美、綾辻行人、京極夏彦などの作品に潜む怪異を精緻に読み解く。そして、ミステリというジャンルで展開される怪異の拡散と凝集、合理と非合理の衝突から、日本のミステリ小説の潮流を捉え返し、近現代日本の文化表象の変容をも明らかにする。(BOOKデータベースより)