説明
武田砂鉄さんの、講談社『群像』に連載されていた文章がまとまり、『書くとは何か』という単行本として刊行されます(9/29取次搬入)。
どれほどの締め切りを抱えているのかわからないほどご多忙のライター・武田砂鉄さんが、まさにタイトルの通り「書く」とはなにか?に正面、横、斜めからと様々な角度から迫るエッセイ集です。
今回、わたしは僭越ながら「聞き手」などを引き受けてしまいました。務まるか非常に心配なので、いまから武田さんあったら質問してみたいことなどを少しずつ書き留めながらイベントの準備をしています。
・依頼された仕事は基本断らない、とのことですが、本当のところ「書くこと」のモチベーションは何ですか?
・「武田砂鉄ラジオマガジン」では、出版業界、物書き業界を応援する姿勢を感じますが、業界の将来を楽観していますか?悲観していますか?
・おそらく悲観はされていないと思いますが、楽観視しているとはいっても、ラクではないと思います。サバイブしていくには何が必要と思いますか?
・ハードなスケジュールを乗り切るためのコツはありますか?
・好きな食べ物は何ですか?
・(つづく)
あまりきっちりと台本を書いて、リハーサルなどすると「クソダセェ」かんじになってしまいますので、これはあくまで私のメモにすぎません。
『書店員たちの怒りと悲しみと少しの愛』(版元 knott books 社主の長嶺さんが武田さんのどちらかのラジオ番組にでられていました)に収録された私のインタビューを読んでくださったみたいで、書店経営における「ぶっちゃけ担当」みたいになってる私の真意をあれこれ聞かれて、私はもはや「聞き手」ではいられなくなるかもしれません。何しろ武田さんは百戦錬磨のインタビュアーですから。
生身の人間が二人で話をして、テーマは一応決まっているとしても、どのように話が転がっていくのか、それが「ライブ」ということで、それがチケット代の価値なんだろうとおもいます。
30年前に往来堂が開店した時には、言葉と言葉によるトークライブを行って同時に配信するなんて考えもつかなかったことを思えば、本屋も少しは発展しているといえるかもしれません。
皆様のお越しをお待ちしております。(笈入)
武田砂鉄(たけだ・さてつ)
1982年生まれ。ライター。2015年、『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『コンプレックス文化論』『日本の気配』『わかりやすさの罪』『偉い人ほどすぐ逃げる』『マチズモを削り取れ』『べつに怒ってない』『今日拾った言葉たち』『父ではありませんが』『なんかいやな感じ』『テレビ磁石』『「いきり」の構造』『そんな気がする』などがある。ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している。
笈入建志(おいり・けんじ)
1970年千葉県生まれ東京育ち、現在は埼玉県南部在住。大学卒業後、東京旭屋書店入社、池袋店にて人文書・文芸書・文庫などを担当。2000年、往来堂書店の店長募集に応募し採用され、店長に。ここで初めて雑誌の定期改正を知る。2017年、株式会社往来堂書店を設立し、それまでの運営会社から書店事業を引きつぐ。







