説明
本の雑誌社から刊行されている『本屋の人生』(伊野尾宏之)とイベントチケットのセットです。書籍はご来店時にお渡しとなります。
二日連続の本屋トーク、二日目のゲストはこの6月から家業の伊野尾書店店長からBOOKSHOPトランスビューという画期的な書店の運営責任者に転身される伊野尾宏之さんです。
伊野尾さんは今年1月にお父様から引き継いだ店の歴史とご自身が
ただ、笈入にも30年に及ぶ「本屋の人生」があります。
同じ書店グループで長く共に活動し、
* * * * *
小さな書店が業界の中で少しでも自由に、思うように仕事ができるように。そう考えて設立されたNET21という会社に加盟したのは、往来堂が2003年。伊野尾書店が2004年。それから20年以上、景気の良い話がほとんどない書店業界でなんとかやってきました。そんななか、お互い子供が生まれて、大学までやって、今現在は社会人になったり、就職活動の真っ最中だったり。信じられません。いつのまにか周りの環境がぜんぜん違うものになっていて、自分の中身はほとんど変わっていない(成熟などしていない)ことに唖然としてしまいます。
と、これはオイリの感想なので、伊野尾さんはしっかり成熟しているかもしれません。そのあたりは明らかになるかもしれません。伊野尾さんは僕より少し年下ですが、とってもしっかりしていて、きちんとしていて、まじめです。無理もしないし。それはちゃんと計画できるということと同義です。いつもすごいなーと、いい加減な私はひそかに思っておりました。そんなしっかり者の伊野尾さんが、この資本主義の(=金がものをいう)世の中で、どうしてたいして儲かりそうもない本屋を、形は少し変われども、続けようと思ったのか。そこは聞いてみたいですね。僕たちはどうして本屋をやめたくないんだろう? (僕は他にできることがないとおもうからです。)
NET21とか、トランスビューとか、出版業界の外の人には何のことかわからないかと思いますが、規模の小さいプレーヤーが頑張れる環境を目指して作られた組織、という感じでしょうか(前者は本屋、後者は出版社のためのもの)。当日、質問コーナーも設けますので、興味のある方はぜひご質問ください。
【登壇者プロフィール】
伊野尾宏之(いのお・ひろゆき)
1974年東京・中井生まれ。1999年に家業である有限会社伊野尾書店に就職。2000年から店長、2017年からは代表取締役として長く伊野尾書店を運営してきたが、2026年3月をもって閉店した。閉店の経緯については今年1月に発売された書籍『本屋の人生』(本の雑誌社)に詳しい。
2026年6月からはその跡地で開業する書店「BOOKSHOPトランスビュー大江戸中井店」の店長を務める。
『本の雑誌』(本の雑誌社)、『本屋のミライとカタチ』(PHP研究所)、『私の孤独な日曜日』(月と文社)などに寄稿。
笈入建志(おいり・けんじ)
1970年千葉県生まれ東京育ち、現在は埼玉県南部在住。早稲田大学卒業後、1994年、東京旭屋書店入社、池袋店にて人文書・文芸書・文庫などを担当。2000年、往来堂書店の店長募集に応募し採用され、店長に。ここで初めて雑誌の定期改正を知る。2017年、株式会社往来堂書店を設立し代表取締役。それまでの運営会社から書店事業を引きつぐ。
【会場】
往来堂書店 東京都文京区千駄木2-47-1




